サンディエゴ滞在中、1歳の子供を連れて2泊3日のキャンプ旅行をしました。
今回利用したのは、なんと手ぶらでキャンプができるGetaway。
おしゃれで快適、思い描いていた憧れのキャンプをすべて叶えてくれる素敵な場所でした。
備忘録を兼ねて、キャンプ旅の振り返りとおすすめのキャンプ飯メニューをご紹介します。
アメリカで初めてのキャンプに挑戦
アメリカでキャンプをしたいというのが前々からの夢で、
でもなかなかテントやもろもろのキャンブ用具を購入するに至らず、キャンプは諦めようとしていたのですが、
なんとアメリカで手ぶらキャンプができるということを知りました。
それがGetawayという森の中のキャビンが利用できる施設。
ここならキャンプに挑戦できそう!ということで、2泊3日のキャンプ旅行が実現しました。
ロサンゼルス郊外にあるビッグベア
Getawayはアメリカ各地にありますが、サンディエゴから一番近いのが、LA郊外にあるビッグベア。
車でLAから2時間ほど、サンディエゴからは2時間半ほどで行ける場所。
公式サイトを確認し、価格が抑えめの4月中旬に、2泊予約することができました。
子連れキャンプ2泊3日のスケジュール
今回の旅行のスケジュールはこんな感じです。
1日目:サンディエゴからビッグベアへ
2日目:近くのアローヘッドレイクを散策
3日目:テメキュラで休憩を挟んで帰宅
1日目 サンディエゴからビッグベアのGetawayへ
チェックインの15時を目指して、家でお昼ご飯を食べてから13時頃に出発。片道2時間半ほどのドライブです。
ドライブのお供はApple Music
ドライブ中は1歳の娘は爆睡してくれたので、Apple Musicで大人の好きな音楽を流し放題!
娘の起きている時間はココメロンかおかあさんといっしょの童謡メドレーがひたすら続くので、とても貴重なドライブとなりました😂
いきなり話逸れるけど、Apple Music素晴らしい!聴き放題だからずっと飽きない。
これを知ってたら、前に行ったアリゾナ旅行ももう少し楽に行けたんじゃ…と思います。
ビッグベアを目指し山道へ。こんな山道でもスクールバスが走ってるのね。
最後は結構ぐねぐね山道。思った以上に標高の高いところまで来たようです。
キャビンに到着
入り口周辺あたりでメールを確認すると、今回予約できたキャビンの名前と鍵を開けるための4桁の番号が送られていました。
無事キャビンに到着しセルフチェックイン。
写真で見たとおりの可愛いキャビン、そして目の前に広がる雄大な自然。
しかもキャビンの入り口の扉ぎりぎりのところに車を駐車できたので荷物の移動もすごく楽!
中に入るとこれです。おしゃれ。
キャビン内全体はこんな感じ。
ウッドテイストに赤の差し色が可愛くて、スタイリッシュで、テンションが上がります。
しばらくゆっくり荷物の整理したり写真撮ったり楽しんで、ぼちぼち火をたいて夕飯の準備を、と外へ。
薪を組んで着火準備。
ちなみに薪は備え付けのものを8ドルで購入できます。
我が家はVonsで6.99ドルで買って行ったけど、値段あんまり変わらないかな。
1日目の夜
夕飯できました!
今夜は串焼きにワインという贅沢なひととき。すごく美味しくできました。
お昼間は16度前後まで気温が上がる4月のビッグベアですが、最低気温は0度になることも。
日が落ちて気温がぐっと下がります。焚き火を囲んであったまろう。
こんな場所であつあつのコーヒーが飲めるなんて・・・
空には満天の星空。これがあの大きな窓から見えるんです。
星をみながらうとうと…。幸せな気持ちで眠りにつきました。
が、娘が場所見知りしたのか眠りがめちゃくちゃ浅くて、何度も起こされる。
さらにさっき飲んだコーヒーがきつかったのか、全然寝れない、寝た気がしない夜となりました・・・。
きっとキャンプってそんなもん。
2日目 午前中は散策、午後からアローヘッドレイクへ
森の朝ごはんと散策
いつも通り7時に娘に起こされて起床。起きた瞬間からこの景色!
ぼちぼち朝ごはんの準備。
森の朝ごはん!嬉しい。
いつも食べてるベーグル、温めずに食べたらあまり美味しくなく、明日は絶対温めて食べようと心に誓う。
朝ごはんを食べたらのんびり近くを散策。
キャビンによって見える景色って全然違うだろうなぁと思います。こういう木々の間に立つキャビンも素敵。
散歩から帰ったら娘のお昼寝。
昨晩あまり寝れなかったので、娘を寝かしつけながら私もベッドでごろん。
その間に夫がお昼ご飯を準備してくれました。
娘が寝ている間に大人だけでいただきます。焼きそばに昨日の残り物などなど。
こういうところで食べる焼きそばってなんでこんなに美味しいの?
しかも贅沢にステーキ添え(昨晩の余り物)。
食後のコーヒータイムあたりで娘が起きてきてお昼ごはん。
外で食べるご飯、美味しいよね。
レイクアローヘッド観光へ
さて、午後からは車でレイクアローヘッドに行きました。
この湖はいわゆる別荘地です。高原なので日本でいうと軽井沢が近いかな。
すごく水が綺麗な湖でとても気持ちがいい。
空の青と水の青と、赤茶色の屋根の建物の景色。
こちらにきてよく見るこのコンビネーションは、本当に飽きない大好きな風景。
そのあと娘のリフレッシュのために近くの公園へ。Mackey Recreational Parkという公園は見晴らし最高でした。
湖畔に立ち並ぶたくさんの別荘。こんなところでのんびりと過ごしてみたいものです。
しかしいかんせんこの公園、風が強くて、寒くて、すぐに撤収。全然、のんびりどころじゃない😂
2日目の夜
早めに帰ってお夕飯の準備に取り掛かりました。
この日はタレ漬けのお肉を焼いてガーリックステーキライスを。
BBQはビールと合う!
昨晩全然寝れなくて、その反省を生かして食後のコーヒーは我慢。
娘も慣れてきたし今日はゆっくり寝れそうだと思ったこの日。
やはりいつもと違う場所が不安なのか娘の眠りが浅く、全然寝れない、寝た気がしない夜に。
きっとキャンプってそんなもん。
3日目 テメキュラでランチをして帰宅
小鹿のごあいさつ
いつも通り7時に娘に起こされて起床。
起きた瞬間から見える窓からの景色の中で、鹿が遊びに来ているのを発見。
小さい鹿で可愛い、幸せな気持ちで1日がスタート。
寒かったので朝ごはんはキャビンの中で食べました。
昨日の反省を生かしベーグルを焚き火で温めてみた。でもキッチンペーパーにくるんだのがダメだったようで、こびりついて食べるところが少なくなってしまった。難しいね。
朝ごはんを食べたらぼちぼち帰る準備を。
お気づきかと思いますが、この2日間、私はシャワーを浴びていません😂
ホットシャワーもついてたんだけど、そもそもカリフォルニアは乾燥していてベタつくこともないので案外いけました(たぶん)。
キャンプってそんなもん。ですよね?😂
セルフチェックアウトなので、特になにもせずそのまま帰ればOKの気軽さ。
帰り道、ダイナミックな雲海が出ていてびっくり。
びっくりしすぎて写真撮れなかった。
雲の中を下山。
治安の悪い町!?
ここで車のタイヤの空気圧が下がっているというアラートがなり、タイヤに空気を入れるため近くのガソリンスタンドに寄ることに。
で、このあたりサン・バーナーディーノという地域なんですけど、なんかちょっと…いつものサンディエゴの感じとは全然違っていて。
調べてみるとあまり治安がよくないとかで、
特に殺人事件の発生率が高く、「全米の危険な都市ランキング」でワースト25位以内にたびたび入る、と(Wikipediaより)。
そもそもスマホでサンバーナーディーノって打ったらすぐに「銃乱射事件」とか出てきて、ひょえーとなりました。
そんな中、タイヤの空気を入れるためにはコインしか使えなくて。
1.5ドル=クオーターコイン6枚必要で。
夫がガソリンスタンドのショップでコインの両替してもらったんだけど、店内はレジにバリケードのようなものが設置されていて、お金のやり取りは手元の部分しか開いてないカウンターで執り行われたよう。
時間にして十数分の出来事だけど、なんだかヒヤヒヤした一幕でした。
やっぱりアメリカ国内を移動するときは立ち寄る都市の下調べと、念のためコインも多めに持って行っておくのがいいなと思いました。
テメキュラ観光へ
そんなこんなで、帰りはテメキュラを経由。テメキュラは2回目です。
打って変わって(?)テメキュラのオールドタウンはとっても可愛い街です。
こちらのLe Coffee Shopというフレンチブレックファーストが有名なお店で軽いランチを。
キッシュもクロワッサンサンドもすごく美味しかった。アメリカにいながらフランスを感じました。
サイドにつけたフルーツはほぼ娘に取られました。
コーヒーは普通だった、というか多くの人がカプチーノを飲んでたような気がする。カプチーノにしたらよかったかも。
ランチ後はオールドタウンを散策し、お土産を買ったり街歩きを楽しんで帰路に着きました。
テメキュラのオールドタウンはすごく可愛い街なのでおすすめです。
大充実の2泊3日でした。
ちなみにこの日は娘もいつもの場所で安心したのか、ぐっすり寝てくれました。私も取り返すようにたくさん寝ました。
今回の旅行で準備したもの
食材と下準備
今回は自炊メインだったため食材の準備が盛りだくさんでした。ほとんどトレーダージョーズで購入。
下準備は下記の通り
- 3色のパプリカ→串焼き用に大きめにカット
- キャベツ+にんじん→焼きぞば用にカット
- 大根+にんじん+キャベツ→野菜スープ用にカット
- インゲン、ブロッコリーは下茹で
- 玉ねぎとハラペーニョの酢漬け→ワカモレ用
刻んだを玉ねぎをカンタン酢で酢漬けにしておく際、このトレーダージョーズのハラペーニョのピクルスも一緒に刻んで混ぜておくと、簡単にワカモレが作れます。
プラスαで持って行ったもの
今回は必要なものがキャビンに揃っていたので、普通なら持って行くことはないだろうプラスαのアイテムも持参しました。
ワイングラス
焚き火にあたりながらワインとステーキを食べるのは至福のときでした。
ワイングラスを持ちながら散策しているカップルもいました。みんな楽しんでるな〜。
チューリップ
夫からの意外な(?)提案で、トレジョで購入したチューリップの花束とフラワーベースも持参しました。
なくてもいいけど、あるとぐ〜んと気分が盛り上がりますね。
おすすめアメリカキャンプ飯メニュー
今回作ったキャンプ飯、ほぼトレジョの商品を活用しています。
サーロインステーキとパプリカの串焼き
1日目のお夕飯に作った串焼きにはこちらのお肉を。
サーロインステーキがほどよい大きさにカットされているのでこのまま串焼きに。お野菜は赤・黄・緑のパプリカと赤玉ねぎを差していきました。
じっくり炭火焼にして塩胡椒にお醤油を少し。ワインにもビールにも合います。
ガーリックのまるごとロースト
にんにくは丸ごと。
大胆に輪切りにしたにんにくに塩胡椒とオリーブオイルを垂らし、アルミホイルでぐるぐると巻いたら30分ほど丸焼きにします。
柔らかくなったガーリックペーストはバゲットに塗ってもお肉につけても美味しいです。
ガーリックライス
余ってしまったお肉も入れてガーリックライス。
にんにくのスライスとオリーブオイルを熱してお肉を焼き、一旦お肉を取り出してご飯を炒めます。
お肉を戻して塩胡椒、お醤油で味をつけバターをのせて完成。
電子レンジがないのでご飯は湯煎であたためました。
タレ漬けステーキ
トレーダージョーズでいろいろな種類があるタレ漬けのステーキ。今回はテリヤキに。
タレが焦げやすいですが味付けする必要がないので簡単です。プルコギ風もおいしそう。
ワカモレ
下準備しておいた玉ねぎとハラペーニョの酢漬けとアボカド、トマトを切って和え、刻んだパクチーとライムを絞って完成。
トルティーヤチップスを添えてビールのおつまみに。
ビッグベアはショートトリップにおすすめ
ビッグベアはLAやサンディエゴから2〜3時間とほどよい距離のところにあり、いつもと違った経験ができるのでショートトリップにおすすめです。
Getawayのキャビンも可愛くて快適なので、気になる方はチェックしてみてくださいね。