2021年9月の末〜10月上旬。
1歳2ヶ月の娘を連れて、サンディエゴから5泊6日のアリゾナ旅行に行ってきました✨
備忘録を兼ねて、子連れ旅の振り返りをまとめます。どなかの参考になりましたら幸いです。
旅のスケジュール
今回の旅のスケジュールはこんな感じ。
1日目:フェニックス(A)
2日目:セドナ(B)
3日目:モニュメントバレー(C)
4日目:ホースシューベンド(D)・グランドキャニオン(E)
5日目:ウィリアムズ(F)・セリグマン(G)・ラスベガス(I)
6日目:サンディエゴへ
総走行距離2700kmの初めてのロードトリップ🚗
走行距離2700kmってどれくれいなんだろう〜と調べたら、
だいたい北海道から沖縄くらいまでらしくて、アメリカって広いなとつくづく思いました😂
すっごい移動した気がしたんだけど、アメリカ全体の中でみると、、
これだけしか移動してないなんて!!笑
(そして、こうやってみるとサンディエゴはほぼメキシコだ🇲🇽)
子連れアリゾナ旅行の準備と困ったことベスト3
1歳児連れの旅行で大変だったことベスト3は、
①食事の用意
②車内でのグズグズ対応
③観光地で歩きたがる娘の制御
次いで④ベッドからの転落防止
という感じでした。
アメリカって日本みたいな、離乳食やベビーミールが売ってなくて。
こういうの、本当に神ですよね。
スムージーとパンだけ、とかでもいいのだろうけど、
それがずっと続くのはなぁ〜と悩み、やっぱりできるだけいつも通りのご飯をあげたいな、と。
なので、レンジでチンするご飯はもちろん、持ち運べるコンロにお鍋、お米や野菜も持参。
出発前日に作った娘用のミートソースに鮭フレークは即冷凍。
納豆も冷凍したものを用意。(納豆菌は冷凍しても死なないってアメリカ来て知りました😂)
もう車につめるだけなんでも持っていこう!という図。
オムツも大量。
救急セット
このご時世なので、念の為の救急セットも。
・大人用ポカリ粉末
・子供用ポカリ粉末
・赤ちゃん用ビフィズス菌は、環境が変わって便秘になったりするかな?と用意したけど全く必要なしでした。
我が家の風邪用の常備薬は下記二つ。
・葛根湯(関節ゾクゾク風邪に)
・銀翹散(咽喉イガイガ風邪に)
そして
・タイレノール(アセトアミノフェン)
・絆創膏
使わずに済んでよかったです。
ダイソー購入品
旅行前にダイソーで購入したものたち。
長旅だし、アメリカはサービスエリアが全然ないし、携帯トイレは入れておくと安心😂
初めて買った自撮り棒もなんだかんだ使えるアイテムですね。ホースシューベンドで特に役立ちました。
三脚は速攻壊れちゃって、早々に二脚に😅でもこれもあってよかった。
足のところがグネグネまがるので、ベビーカーにつけると高さがちょうどよかったんです。
娘のグズグズ対策におもちゃも大量に持って行きました。
とにかく
とにかく
荷物が多くて大変だった😂😂
車内でのグズグズ対応
娘がお昼寝をしてくれているときはとても優雅なドライブ時間。
ですが、娘の場合は1日に長くてもトータル2〜3時間ほどしかお昼寝はしないし、それ以外はしっかり起きています。
ぐずぐずしたら持ってきたおもちゃをひとつずつ手渡していく。少しは間が持つけれど飽きてポイ。
次第におもちゃに飽きるスピードは上がっていく…
旅行終盤はおやつ頼みになったのと、こまめに車を停めて歩かせてあげることでフラストレーションを解消して乗りきりました。
車内での対応としては、
やっぱりタブレットで動画を見せるのが、一番平和で荷物も少なくていいんでしょうね。
タブレットとかYouTubeとか、私が小さい頃にはなかったもので、
でも、娘はそれらが当たり前の世界で生きていくことになるし、絶対に避けられない部分。
禁止するつもりはさらさらなく(見せない弊害もあると思うので、、あとあとの反動とか)
でも、それらが無秩序に生活に入り込むのは避けたいなぁ、と。
いろいろ考えるきっかけになった旅行でした。
ベッド転落防止策
ちなみに、ベッド転落防止について。
娘の寝相が悪すぎて、絶対落ちるだろうなと
夫がベッドの横に荷物を詰めてくれました。
で、やはり見事に落ちたんですけど
溝を埋めていたのでかなりダメージ小さくすみました。
少々の高さなら落ちても全然大丈夫とは思うんですけど、
旅行中は万が一病院沙汰になると大変だし、アメリカのベッドは高さもあるからなんか心配で。
(自宅のベッドでも落下経験あり)
ちなみに最終日になると、
夫の溝を埋めるスキルがめちゃくちゃ上がってました😂
ベビーベッドで寝てくれたらいいんですけど、なかなかそうもいかなくて。
なにかとやることに追われる子連れ旅行ではありました
子連れアリゾナ旅行1日目:フェニックス
サンディエゴからまず最初に向かったのはアリゾナ州の州都フェニックス(地図上のA)
アリゾナといえばサボテン🌵
サンディエゴからフェニックスまでは6時間くらい。所々で休憩を挟みながら到着🚗
初日は車窓からの景色もすべて新鮮で、6時間の移動もさほど苦にならず。
フェニックス/SONDERに宿泊
フェニックスでは、SONDERというアパートメントホテルに宿泊しました。
雰囲気的にはホテルとAirbnbの間みたいな感じかな?
非対面チェックイン&チェックアウトができるんだけど、メールの指示通りに動かないとダメで、それがやや難しく感じる部分も。
まずはSONDERのロッカーを見つけてください。その次に〇〇番のロッカーに暗証番号〇〇と入れて鍵を取り出します。そうすれば駐車場にアクセスできるので〇〇のところに入庫してください。次に…
みたいな指示です。一瞬、ややこしい。
ただ、慣れるとかなり使い勝手がいいかも!
システマティックだけどセキュリティも想像以上に強固な感じ。
アパートメントの1室ですが、綺麗だしお洒落。
暮らすようにステイできるので、連泊しながら観光するにはすごく良さそうです。
フェニックスのここ以外はホテルに宿泊したけど、
振り返ってみると、SONDERが1番よかったかもね、と夫と話しています。
お夕飯も自炊してのんびりいただきました。
おうちの延長のような感じでくつろぎました。
雑貨屋 frances
フェニックスには可愛い雑貨屋さんがいろいろあって、お土産探しも楽しかった💓
こちらのお店、置いてるもの全部が可愛かった。
サボテンモチーフのお洒落アイテムも多数❣️ 観光地価格ではあります。
子供服があまりに可愛くて、このアリゾナっぽい(?)ワンピースを購入。
来年の夏くらいがぴったりかな?45ドルでした。
雑貨屋 LOCAL NOMAD
こちらの雑貨屋さんもオシャレで可愛かった!
アメリカブランドの子供雑貨mushieが取り揃えてあって興奮。
ムシエのグッズ、サンディエゴでは見当たらなくて。嬉しくなってこちらでもお土産をGET✨
スーパー AJ’s FINE FOODS
サボテングッズはこちらのスーパーでも。
さすがのサボテン推し🌵
すごくよさげなスーパーで、お昼に食べる軽食をここで購入しました。
短い時間だったけど、フェニックス楽しみました💓
ちなみに、フェニックスに行くまでの公園で、赤くて小さな蟻をたくさん見ました。
本能的に娘を遠ざけたけど、後で調べてみるとこの蟻に刺されると蜂に刺されたような症状が出るんだとか。
赤い蟻はカリフォルニアでは見ないのでびっくり。ヒアリの仲間なのかなぁ?
場所が変われば気をつけないといけないこともいろいろありますね。
子連れアリゾナ旅行2日目:セドナ
2日目はフェニックスからセドナへ(A→B)2時間半ほどの移動🚗
フェニックスあたりは砂漠にサボテンという風景が続くのですが、
セドナが近づくとどんどん緑が増えていきます。
緑の山間からぽこっと赤い帽子みたいなのが見えたとき、すごーく嬉しくて✨
それがベルロック🔔
セドナは10年ぶりに訪れました。
前来た時よりも、かなりリゾート開発が進んだんだな〜という印象。
このカラフルオブジェ、懐かしい!
当時、周りにこんなにお店はなかったなぁ。
緑がいっぱいで、赤土の山々が迫ってくるようで、植物がすくすく育つ湿度もあって、しっとりとした大人のリゾートです。
パワースポットと名高いセドナ。
ばっちりパワーをもらったのか、娘は歩きたくてうずうず。
大人の手を振り払って、ズンズン進んでいく…
クレセント・ムーン・ランチを散策
ホテルにチェックインしたら、小川のある公園、クレセント・ムーン・ランチへ。
なかなか1歳の子をつれてがっつりトレイルは難しいので、こんな素敵な公園でちょっとしたハイキングが楽しめて、とても満足でした。
地層が模様のようで魅力的な山々。
この山間をドライブするだけでも十分パワーチャージできます✨
迫ってくる感じに圧倒されるドライブ。
夕方は展望台へ。
気持ちがいい風景に囲まれて。
青い空、白い雲、緑の植物、そして赤い山。
こういう色彩ってなかなか珍しい。
セドナの雰囲気、私はすごく好きです💓
モーテルタイプのお宿が居心地良し
お夕飯はハンバーガーをテイクアウト。
お部屋でのんびり食べました💓
宿泊したホテルはマッターホルンインというモーテルタイプのお部屋でした。
こじんまりとしていて、でも新し目で清潔だったので居心地よかったです。
窓からの景色が美しかった!
電子レンジ・冷蔵庫あり。
関連記事▷《セドナ旅行レポ》ホテルマッターホルンインに宿泊|子連れ旅とモーテルの相性が意外に良さそう
2日目は移動時間も短く、まだまだ気持ちも新鮮でエネルギッシュに過ごせたかな?
3日目はセドナからモニュメントバレーに向かいます🚗
子連れアリゾナ旅行3日目:モニュメントバレー
3日目はセドナからモニュメントバレーへ(B→C)。5時間ほどの移動🚗
個人的には、今回の旅行で一番度肝を抜かれたのがモニュメントバレー。
が、とにかくここに行き着くまでが遠くて遠くて心折れかけました…
上の地図を見てもらうとおり、セドナからモニュメントバレー(B→C)より
サンディエゴからフェニックスの方が距離は長いんですけど。
やっぱりハイウェイか下道かどうかで全然違うなぁと実感。
スピードが違うから当然ですが…。
セドナから向かう道すがら、結構
動物の死骸が道路に横たわっていたりして。
動物と人間の共存は課題が多いですよね。
黄金の草原!
進んでも進んでも、なかなか景色が変わらない😂
途中、道路工事で片道通行。
15分くらい足止め。
15分あれば15マイル進めるのに(便利なマイル換算)。
そしてiPhoneの時計と車に表示される時間に1時間の誤差が出てき始める。
時差の発生!
そもそもカリフォルニア州とアリゾナ州には1時間の時差があります。
が、カリフォルニア州はサマータイムを導入しているけど、アリゾナ州の大半はサマータイム未導入。
よって、フェニックスもセドナもカリフォルニアとは時差なしでした。
が、アリゾナ州の中でも、アメリカ先住民であるナバホ族はサマータイムを導入。
モニュメントバレーはナバホ族居留地にあるので
このあたりで初めて時差が発生したのでした。
ややこしさ満点👌
国内旅行で時差があるって(しかもお隣の州で)なんだか不思議な感じです。
そんなこんなで、
もうほんとになかなか着かない😂
モニュメントバレーって巨大だし、そろそろ見えてきてもよくない?!って
思い始めてからがまた長い。
もしかしてあれがモニュメントバレー?ちがうか。の、繰り返し。
それらしいビュートはちょこちょこ出現します。
娘のグズグズも限界だ。
ユタ州に突入。
結局、どれがあの、よく見るモニュメントバレーなんだろう、と思いながら、ホテルに到着。。
疲労困憊でどうにかチェックイン。
ホテルのロビーで、窓からの景色を見て
言葉を失う。
さらに、お部屋に入って窓を開けて
テラスからの景色に絶句。
なんなんだこれは。
写真ではスケール感が伝わらないですけど、
3つのビュートの手前に道があって、この上を米粒ほどの大きさの車が通ります。
そんなサイズ感。
なんていうか、もうこれは
別の惑星に来ちゃったのかな、と思う風景なんです。
少なくとも私の知ってる地球とはまったく異なる景色。
夫に言わせると、
火星かナメック星が近いんじゃないかって。
火星もナメック星も
生きてるうちに行けると思わなかったから嬉しいよ😂
有名なビューポイント
牛かな?と思ってたけど、
よく見ると馬のようです。野生なのかな…
割と有名な写真スポット。
こちらの写真スポットは、モニュメントバレーまでの通り道にあるわけではなく。
Forrest Gump Pointという場所をナビで設定しています。
お部屋に帰って娘の食事を用意していたら、
夫が「赤くなってる!」と。
夕陽が当たってほんとに燃えるように赤くなったビュート。
こんなに赤くなるの?
すごく神秘的なシーンでした。
ビューホテルに宿泊
今回宿泊したのは、ホテルからビュートが見えることで有名なビューホテル。
ナバホ族が経営しているホテルでした。
関連記事▷《子連れ旅》モニュメントバレーのthe View Hotelに宿泊して経験したこと
山荘風で、こじんまりしていて、
センスのいい空間。
下調べの段階では、こちらのホテルは2〜3ヶ月前から予約しないと宿泊できないという話だったのですが、今回3週間前でも予約ができました。びっくり。
ナバホはもはや別の惑星にも思える風景なんですけど、
ナバホ族の方たち自体はすごく親しみのある風貌です。
ナバホ族居留地はナバホネーションと言われ、独自の大統領を待つ半独立国家なんですよね。
本当に不思議なところ。
ホテルのショップでナバホのハンドメイド雑貨が購入できます。
念願のドリームキャッチャーを買えました💓
悪い夢をキャッチして、いい夢だけを通してくれる。
夢も叶うかな?✨(図々しい😂)
一生忘れることはないだろう風景と出会ったモニュメントバレーでした。
4日目は、ここからグランドキャニオンを目指します。
▽後編に続きます。
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