夫に帯同しサンディエゴで暮らすと決まったとき、あまりピンと来なくて「どんな生活が待っているんだろう?」と疑問に思っていました。
ニューヨークやロサンゼルスなどの都市と比べると、あまり情報がなかったように思います。
今日はサンディエゴに滞在した日々を振り返りながら、サンディエゴでの暮らしをご紹介したいと思います。
これからサンディエゴに駐在・留学・帯同等で来られる方の参考になれば幸いです。
サンディエゴのこんなところに住んでいました
サンディエゴってどんなところ?
サンディエゴはアメリカカリフォルニア第二の都市であり(1位はロサンゼルス)、アメリカでは8番目に大きい都市です。
ロサンゼルスより約130マイル(約200km)南にあり、メキシコと国境を接しています。
アメリカ人にも人気の都市で、旅行先、夏休みのファミリーバケーション先として常に上位にランクされているサンディエゴ。
成田からJAL直行便が運行しているので、日本、そしてアジアからのサンディエゴへのアクセスは良好です。
↓サンディエゴってどんなところ?暮らしてみてわかった10のことをまとめています↓
駐在・留学関係者が多いUTCエリア
我が家が滞在していたのが、サンディエゴのUTCエリア(ユニバーシティシティ)。
UTCエリアは、カリフォルニア大学サンディエゴ校に隣接する、広大な住宅・商業地区。
高級感が漂うラホヤの街のすぐ北東に位置するアカデミックな雰囲気の地域です。
大学だけでなくさまざまな研究機関や企業があるので、留学生や駐在員が多いです。
滞在期間を思い返す限り、このあたりは非常に治安のいいエリアで、とても快適に暮らすことができました。
高級ブランドのショップやレストランが並び、アイススケートのリンクも併設されているおしゃれな屋外モール「ウエストフィールドUTC」もあり、人気スポットになっています。
一時期は毎日娘とここを散歩していました。
サンディエゴでの子育て
サンディエゴはとても子育てのしやすい地域だと思います。特に魅力的だったのは気候と公園です。
恵まれた気候と公園でのびのび
サンディエゴは雨が少なく、夏以外は日中最高気温が20度前後と年間通して過ごしやすい気候です。
夏は暑いですがカラッとしてるので不快感はなく、日なたに出ると暑いけれど、日陰に入るととても風が心地よく快適に過ごせます。
この気候のおかげで毎日公園で遊ぶことができ、子どもも退屈することなく過ごせました。
カラッとしているので汗疹もできないし、日本ほど蚊の対策をしなくても大丈夫だったので、そういう意味でも子育てのしやすさを感じました。
また、アメリカの公園はとても充実していて恵まれた環境です。
サンディエゴにも例に漏れず魅力的な公園がたくさんあり、休日になればどこの公園で遊ぼう?と悩むほど。
↓こちらの記事でサンディエゴのおすすめ公園をまとめています↓
大抵公園には大型遊具も設置されていて全身を使って体を動かすことができるので、子供達に大人気。
鳥やリスやウサギなどの野生動物に遭遇することも多く、娘も動物達を追いかけて、たくさん動き回って楽しんでいた姿が印象的です。
公園感覚で遊べるビーチ
サンディエゴはビーチも有名です。
美しいビーチがたくさんあり、公園感覚でビーチ遊びができます。
↓サンディエゴのおすすめビーチをご紹介しています↓
日本にいたらもっと遅くなっていただろうビーチデビュー。
海外でのビーチの光景を見て、小さい子どもがいても、もっと気軽に海や湖で水遊びを楽しんでもいいのだなぁというのが発見でした。
↓こちらに子連れで海外ビーチを楽しむコツをまとめました↓
コミュニティ内のプールやテニスコート
アメリカでは多くのコミュニティに、住人が利用できるプールやテニスコートがあります。
プールやテニスコート付きの住宅なんて日本では超豪邸しか思い浮かばないので、これはとてもラッキーな住環境でした。
プールに入らなくてもプールサイドでのんびりするだけで十分リフレッシュでき、友人家族とテニスをしたり、思う存分活用させてもらいました。
サンディエゴでの食材の調達と食事
「アメリカの食事はハイカロリーで大味」というイメージが強かったのですが、サンディエゴでは想像以上に多種多様な食事に触れることができました。
↓こちらの記事で実際のごはん事情をまとめています↓
日系スーパーも3店舗あるので、日本の食材はなんでも手に入るのがありがたかったです。(もちろん値段は高いですが…)
日系スーパー①マルカイ/東京セントラル
一番利用頻度が高かったのがマルカイ。
実は「マルカイ」は旧名称で今はTOKYOセントラルになっていますが、まだまだマルカイで通じます。
2013年にはドンキホーテ傘下となっていて、一歩お店に足を踏み入れるとそこはまるで日本のドンキホーテ。
食品館、生活館、そしてTokyo Central&Mainと3つの建物が同じ場所にあるので便利です。
値段も他の日系スーパーに比べるとリーズナブルだったので、いつしか「欲しいものがあればまずはマルカイに探しに行く」という法則ができました。
日系スーパー②ニジヤ
ニジヤもよく利用していました。こちらの魅力は美味しいお惣菜がたくさん並んでいること。
デパ地下を彷彿とさせる品揃えの良さなので、「美味しいものを探しに行こう」という日はニジヤに直行。
お弁当やスイーツを買ってビーチや公園で食べるのが至福のときでした。
日系スーパー③ミツワ
我が家はあまり活用しませんでしたがミツワもあります。
ミツワのお弁当はボリュームが魅力。
そして同じ並びにブックオフがあるので、日本の中古絵本や書籍に触れられる貴重なエリアです。
↓サンディエゴで実際に購入した中古絵本はこちら↓
大人気トレーダージョーズ
アメリカで大人気のスーパーがトレーダージョーズ。
ナチュラルでオーガニックな商品がリーズナブルに揃うカリフォルニア生まれのスーパーです。
生鮮食材はもちろん冷凍食品や調理済みキットなども豊富にあるので、日々の食事作りを助けてくれる心強いスーパーでした。
↓こちらの記事でトレーダージョーズの食材活用術をまとめています↓
懐かしのブリストルファームズ
ブリストルファームズはカリフォルニア州を中心に展開されている高級食料品店チェーン。
オーガニックや健康志向な食品が多く取り扱われており、セレブ御用達のスーパーマーケットとも言われています。
サンディエゴにもラホヤに1店舗あったのですが、2022年1月末に閉店となりました。
美味しいお惣菜の数々は、ちょっと特別な日のおうちごはんによく活用していました。
↓ブリストルファームズの紹介記事はこちら↓
お気に入りの休日の過ごし方
トレイルで自然を満喫
アメリカでは「歩くこと」が一大レジャーになっています。
簡単なトレッキングができるトレイルは人気のアクティビティ。
我が家も娘を連れてよくトレイルに出かけました。
特にお気に入りは、UTCエリア地区を横切るように広がるローズキャニオントレイル。
敷地内には谷間や低木に覆われた丘、森林の中を通るハイキングトレイルが整備されています。
アメリカののどかな田舎の風景という感じで大好きでした。
とことんサンディエゴ観光
サンディエゴには観光名所もたくさんあります。
まるで別世界のリゾート、コロナド島や風光明媚な観光地ラホヤ、世界トップレベルの動物園サンディエゴズーとそれを擁するバルボアパーク、子どもに大人気のシーワールド、サンディエゴズーサファリ…
ダウンタウンに行けば、ベイエリアやリトルイタリー、ガスランプクォーターなど見どころはたくさん。
「次の休日はどこ観光しよう?」と観光ガイドは付箋だらけになりました。
(こちらのガイドブックをボロボロになるまで読み込んでいました。)
\おすすめの観光スポットをまとめています/
ふらっとサンセットウォーキング
サマータイムになると日の入りが20時前後になり、夕方からの時間が長いサンディエゴ。
お夕飯を食べてからでも十分サンセットを見に行く時間があったので、いろいろな場所からサンセットを楽しみました。
一生分のサンセットを見たのでは?と思うほどで、美しい光景を見て1日を締めくくれる素敵なひとときでした。
\おすすめ夕日スポットをまとめています/
旅行よし住んでよしのサンディエゴ
多くの観光スポットやビーチがあり、晴天日が多く気候に恵まれたサンディエゴ。
観光にはもちろん暮らすのもとても快適な場所でした。
日本ではアメリカの他の都市(ハワイやニューヨーク、ロサンゼルスなど)ほどは知られておらず、サンディエゴの情報を目にすることは多くないかもしれません。
当サイトでサンディエゴの情報をいくつかまとめていますので、改めて知っていただく機会になれば幸いです。
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