ラホヤという街をご存知ですか?
サンディエゴのダウンタウンから車で北に20分ほど走ると、南欧のリゾート地のようにエレガントでありながらカリフォルニアの陽気さを持ち合わせた、洗練された街ラホヤがあります。
サンディエゴ観光で時間に余裕があればぜひ訪れてほしい場所です。
今回はラホヤ周辺で暮らした経験のある著者が、一度は訪れたいラホヤの魅力と観光スポット、隠れた名所までたっぷりとご紹介します。
“宝石”の名を持つサンディエゴの高級リゾート地ラホヤの魅力
サンディエゴのラホヤってどんなところ?
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アメリカではもちろん日本でも人気になりつつあるカリフォルニア第2の都市サンディエゴ。
サンディエゴのダウンタウンから車で北に20分ほど走ったところにある海辺の街がラホヤです。
スペイン語で「宝石」を意味するその名にふさわしく、美しい海あり、山あり、街ありと贅沢な景観。
高級住宅地としても知られており、2009年には平均住宅価格が、同じカリフォルニア州のビバリーヒルズを抜いて全米一になっています(wikipediaより)。
また、カリフォルニア大学サンディエゴ校(USCD)などいくつかの研究所のある学術都市としても有名です。
ラホヤでやりたい5つのこと
ラホヤの魅力はなんといっても風光明媚な風景と、愛らしい動物たちが見れること。
コンパクトな街なのでショッピングやグルメも楽しめます。
ラホヤに来たらぜひやりたい5つのことをご紹介します。
①ラホヤの美しい海岸線を堪能
ラホヤは岩だらけの海岸で知られる海辺の街で、その海岸線の美しさはまるで絵画のようです。
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空の青・海の碧・花の色・波打際のグラデーションを眺めているだけで心がすっと透くような、とても気持ちのいい場所です。
舗装された遊歩道なので子供もお散歩が楽しめますよ。
ラホヤの海岸では他ではあまり見かけないシュノーケル・ダイビングができる場所もあります。
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サンセットの時間帯に訪れるのもおすすめです。
②ラホヤコーブで野生のアザラシを見る
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波の浸食で崖がユニークに入り組んだラホヤコーブ(La Jolla Cove)。
いくつもの洞窟があり、そこがアザラシが子供を育てる場所となっているため、多くのアザラシがいます。
砂岩の海岸には、野生のアシカやアザラシが遊びに来ることもしばしば。
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ビーチで子供が遊びやすいように防波堤を作ったら、居心地が良いことに気付いた多くのアザラシがここに昼寝にやってくるようになったという、チルドレンズプール。
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今ではラホヤの名所になっています。
アザラシは保護動物なので、近づきすぎないように注意。
他にもリスやうさぎがいたり、可愛い動物も見れるので、子連れ旅行にもおすすめの観光スポットです。
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洞窟探索ツアーもあります。
洞窟ツアーSunny Jim Cave Store
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■場所:1325 Coast Blvd, La Jolla
■公式サイト:www.cavestore.com
③メインストリートをぶらりショッピング
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ラホヤのメインストリートで、おしゃれな街並みを楽しみながらショッピングをするのもオススメ。
プロスペクトストリート(Prospect St. )とジラードアベニュー(Girard Ave.)を中心に、アートギャラリーやブティック、レストランやホテルが軒を連ねています。
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お忍びで遊ぶセレブを目撃することも!?
書店ワーウィックス
ジラードアベニューにはラルフローレンやブルックスブラザーズといったアメリカブランドのブティックの他、お洒落な文房具や雑貨が並ぶ本屋さんもあります。
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ワーウィックスは国内最古の家族経営の本屋さんだそうで、センスの良い雑貨が並び本のセレクトも素敵です。お土産を買うのにオススメです。
Warwicks
■住所:7812 Girard Ave, La Jolla
■公式サイト:https://www.warwicks.com/
④グルメを楽しむ
ラホヤのメインストリートを中心に、人気のレストランやカフェもたくさんあるので、ぜひグルメも楽しんで。
アイスクリームショップ Bobboi Natural Gelato
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ヘルシーなイタリアンジェラートが食べられる、行列のできるお店。
街歩きの休憩にぴったり。
Bobboi Natural Gelato
■住所:Girard Ave #150, La Jolla
■公式サイト:https://bobboi.com/8008
イタリアンレストラン Catania
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ピザが人気のCataniaはジラード・アベニュー(Girad Ave)とウォール・ストリート(Wall St)が交差する所、La Plaza La Jolla の最上階にあります。
とても美味しいのでオススメです。
詳しくはこちら>>ラホヤの人気イタリアンCatania|絶品マルゲリータとフォワグラムースのクロスティーニでおうちレストラン
ビアードパパがサンディエゴにオープン
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日本で人気のシュークリームのお店ビアードパパが2022年3月にOPENしました。
中のクリーム(フィリング)を選択できるのがアメリカ流です。
日本のシュークリームとの違いを味わうのもいいかもしれません。
ビアードパパ
■住所:7874 Girard Ave, La Jolla
■公式サイト:https://www.beardpapas.com/lajolla
他にも素敵なお店が並んでいるので、ぶらぶらと散策がてら足を運んでみてはいかがでしょうか?
⑤アートに触れる
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ラホヤにはアートギャラリーや美術館もたくさん。
世界中で活躍する新鋭アーティストの作品を扱うギャラリーなどが軒を連ね、アート鑑賞だけでも十分1日を楽しむことができます。
サンディエゴ現代美術館
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Museum of Contemporary Art San Diego(サンディエゴ現代美術館)は特に有名な美術館。
ダウンタウンにもありますが、こちらはラホヤ分館です。
■住所:700 Prospect St. La Jolla
■公式サイト:https://mcasd.org/
街全体が洗練されているので、散策するだけでもアーティスティックな気分に。
ラホヤ観光をもっと楽しむなら
コンパクトにまとまったラホヤの中心街。
そこから少し足をのばすと、さらにいろいろなスポットがあります。
バーチ水族館で生き物と触れ合う
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US San Diegoの大学構内にある水族館 Birch Aquarium。
世界最大規模の海洋研究所が運営する水族館で、生き物と触れ合えたりと子どもにも人気のスポットです。
バーチ水族館
■場所:2300 Expedition Way, La Jolla
■公式サイト:https://aquarium.ucsd.edu/
ファーマーズマーケットで食べ歩き
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La Jolla Elementary(小学校)の運動場がファーマーズマーケットになります。
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地元で採れた野菜はもちろん、軽食もいただけるので食べ歩きも楽しめます。
La jolla Open Air Market
■住所:7335 Girard Ave, La Jolla
■公式サイト:https://lajollamarket.com/
■時間:日曜 9:00am〜1:00pm
ラホヤ・ショアーズでビーチ遊び
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一般的にラホヤは高級リゾート地ですが、ラホヤショアーズはカジュアルなビーチ&パークです。
サーフスポットとしても人気で、すぐ近くにスクールやレンタルショップもあり、気軽にサーフィンを楽しむことができます。
観光のアクティビティ的にサーフィンを楽しむのもいいですね。
大人も子どもも楽しめる広いビーチです。
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美しい建築を見る|ソーク研究所・ゲイゼル図書館
ラホヤには美しくてユニークな建物があります。
ソーク研究所
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ソーク研究所は生物医学研究所として、ラホヤの海沿いに建てられました。
建築家ルイス・カーンの代表作として有名で、2022年5月、ルイヴィトンのショーの会場にもなりました。
生命科学の分野では常に全米トップ評価を受けている研究所で、「世界から一流の研究者を集めるために美しい施設の建設が必要だ」と考えたソーク氏の想いがこもった建物を見ることができます。
中には入れませんが、建物の見学は可能です。
訪問する際はスケジュールを公式サイトでチェックしてくださいね。
ソーク研究所
■住所:10010 N Torrey Pines Rd, La Jolla, CA 92037
■公式サイト:https://www.salk.edu/
ゲイゼル図書館
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カリフォルニア大学サンディエゴ校内に10館あるうちの一つの図書館がゲイゼル図書館。
ユニークな図書館は、まるで宇宙船 (space ship)。
インパクトのある姿を見にぜひ、サンディエゴ方面に行く際には立ち寄ってみてください。
ゲイゼル図書館
■住所:9500 Gilman Dr, La Jolla, CA 92093(カリフォルニア大学サンディエゴ校内)
■公式サイト:https://library.ucsd.edu/
トーリーパイン自然保護区でトレイル
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自然豊かなラホヤを堪能するならトレイル(山歩き)もおすすめ。
ラホヤ北部にあるトーリーパイン州立保護区では壮大な景色を見ながらトレイルを楽しめます。
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丘の上から景色を楽しみながらトレイルし、最後はビーチに降りてビーチ散策も可能です。
入園料はかかりませんが、駐車場代20ドルがかかります(2022年3月現在)。
トーリーパイン自然保護区
■住所:12600 N Torrey Pines Rd, La Jolla
トーリーパインには北米で最も歴史的なパラグライダー施設もあります。飛行をみたりハイキングしたり、楽しみ方もたくさん。
秘密のブランコとハイキングコース
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バーチ水族館の近くにある、ラホヤコーブを見渡せる小さなハイキングコースは隠れた名所です。
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ここには秘密のブランコが。
このブランコ、現れたりなくなったりを繰り返すので、いつでも出会えるわけではありません。
ブランコに乗ってスイングしながら眺める景色は、立って見るのとまた違った印象で、とても気持ちがいいです。
乗れたらラッキー。運試しも兼ねて訪れてみては?
グーグルマップでは「ヒドゥンスイング」で出てきます。
スクリプスでフォトジェニックなサンセット
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ラホヤのサンセットはとても美しいです。
ラホヤショアーズから1kmほど歩くと見えてくるスクリプスピア(桟橋)と夕日のコンビネーションはとてもフォトジェニック。
比較的混雑も少ない穴場サンセットスポットです。
詳しくはこちら>>サンディエゴの絶景夕日スポット|スクリプスピアとサンセット
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
ラホヤのホテルに泊まる
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基本的には日帰りでも十分楽しめるラホヤですが、ホテルに宿泊してのんびりリゾート気分を味わっても。
憧れのホテルに宿泊するのも、いい思い出になるでしょう。
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ピンク色の外観が可愛いホテル「ラ バレンシア」はラホヤの中心部にあるので、海も街も存分に楽しめます。
\ラホヤコーブホテルもおすすめ/
ラホヤ観光への行き方と駐車場
ラホヤへのアクセス
ラホヤはロサンゼルスから車でおよそ2時間半、サンディエゴのダウンタウンから車で20〜30分のところにあります。
- 車(レンタカー)
- タクシー
- Uber
を使って行くことができます。
ラホヤの駐車場
ラホヤは休日や夏休み期間は特に、駐車場が非常に混み合います。
- パブリックパーキング(およそ$30/日)
- 路駐(無料)
※アメリカは合法的に路駐できるスペースが多いです。
ラホヤの街散策を中心に観光する場合は、海岸沿いに駐車するのがおすすめです。
ラホヤは一人旅にも子連れにもおすすめの観光地
ラホヤはコンパクトな街でありながら、観光・アクティビティ・ショッピングが楽しめるおしゃれで魅力的な街です。
一人旅はもちろん、友人同士、デート、家族連れ、子連れにも楽しい観光スポットなので、ぜひサンディエゴに来たら立ち寄ってみてくださいね。
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