オンライン英会話ネイティブキャンプの活用術

駐在・留学

この記事では、ネイティブキャンプを半年間で100レッスン以上受け、アメリカで約2年間生活した著者が、オンライン英会話ネイティブキャンプの有効な活用法についてお話ししたいと思います。

いつか海外に暮らすことを目指して英語を勉強している方や、すでに海外に住んでいてさらに英語力を伸ばしていきたい方に読んでもらえると嬉しいです。また、ネイティブキャンプ以外の英会話レッスンを受けている方にも役に立つ内容になっていると思います。

レッスンの準備

レッスンのタイプを選ぶ

ネイティブキャンプでは数多くのレッスンの中から、毎回自分の好きなレッスンを選べます。

日常英会話ビジネス旅行英会話時事ネタフリートークなど。

一部のテキストを除いて、ほぼ全てのテキストが無料で閲覧することができるので、自分にあった内容のテキストをじっくり選ぶことができます。

一度そのテキストを選んだら最後までそのテキストを使い切らないといけないという縛りもないため、色々な種類のテキストの中から自分に必要なものだけをつまみ食いすることができます。

例えば、海外旅行に行く前にレストランでの英会話のレッスンを受ける、または海外のクライアントとの会議に向けて会議の進行役についてのレッスンを受ける、さらに、面白い出来事があったのでフリートークで会話を楽しむ、といったように、自分の状況や気分によってレッスンをカスタマイズできます。

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あらかじめテキストに目を通し、内容を理解しておく

レッスンの準備をする際に、テキストにはあらかじめ目を通しておき、知らない単語は調べるなどして、ざっくり内容を理解しておきましょう。

もちろん講師に単語の意味を聞いたら親切に教えてくれます。しかし、レッスンの時間がもったいないですし、私の経験上、単語の説明を受けてもあまり深く理解できたことがありません(これは自分の英語力の問題ですが)。レッスンのあとで自分でネットで調べて「あーそういう意味だったのか」と理解できることがあるため、それなら先に調べておいた方がレッスン時間を有効活用できると思います。

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フリートークの場合は話したいネタを用意しておく

フリートークの場合はテキストを使わないので予習の手間が省ける!そう思っていましたが、実はフリートークも準備が必要。

何について話したいか決めておく、もし相手が興味を持たなかったらすぐに別のネタを提供する、どんな質問が来て、それにはどのように回答しようか。といったように、さまざまな角度から会話をイメージして、実際に英語で文章を書き出してみたり、声に出してみたりして準備をしておきます。

フリートークなので行き当たりばったりでいいのでは?日本語で友達と会話するときに準備なんかしていないよ〜

確かに、実際の会話を想定した際に、入念に準備するのはおかしく思うかもしれません。しかし、それはネイティブレベルになって初めてできることであって、英語を学習している段階では、会話を想定し、自分の言葉で英作文をして文章を組み立てる訓練が必要です

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使いたい単語や表現を決めておく

準備するのが大変だし、今日のレッスンはやめておこう。そうならないために、準備のハードルを上げすぎない事も大切です。

毎回のレッスンで使いたい表現を一つだけ決めておき、それをどこかのタイミングで使えれば上出来だという気持ちで、準備はそこそこにしてレッスンに飛び込もう!という考え方も大切です。

ネイティブキャンプのレッスン中に心がけること

レッスンの主導権を握る

レッスンの主導権を握ることが、英語上達に一番大事なポイントです。「レッスン」という言葉のせいで、ついつい受け身になってしまいがちな英会話レッスン。こちらが会話やレッスンをリードする気持ちで、ぐいぐい話すことが重要です。

フリートークの場合は、「今日は○○について話したい」と話題を提供する。

教材を使ったレッスンの場合は、「なぜその教材を選んだのか説明する」「そのセクションはスキップして次のセクションを重点的にやりたい、なぜなら・・・」といったように、自分でレッスンをリードすることが重要です。

そうすることで、レッスン中に自分が話す機会が増えるだけでなく、いずれ英語を使ってネイティブと仕事をしたり会話したりする際に役立つスキルが身に付きます。

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レッスンの復習

学んだ表現をおさらい

新しく学んだ表現や単語をもう一度おさらいします。

この時に重要なことが、「自分の生活や仕事でその単語を使う場合、どのような使い方ができるか」と考えながら自分で例文を作って書き出してみることです。

そうすることで新しく学んだ単語や表現が定着しやすくなります。自分の生活や仕事では使わないなーという表現は思い切って無視しても大丈夫です。使えるものを優先的に覚えていきましょう。

こう言えばよかったな、という内容を書き出す

会話は生き物です。どれだけ入念にレッスンの準備をしていようが、どれだけ英語が上達しようが、必ずレッスン後には「こう言えばよかったなー」という反省点があるはずです。

それを一つずつノートやワード等に書き出すことで、次に同じような会話をした際には前より少しだけ上手に回答できるようになります。この地道な積み重ねが語学を上達させる唯一の方法だと思います。

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次のレッスンの準備に取りかかる

レッスン内容の振り返りをやっていく中で、「次に同じ質問をされたらこう答えよう」というように、すでに次回のレッスンの準備が始まっています。

そこに、さらに別のトピックや、テキストを活用して新しい表現をインプットしながら次回のレッスンに備えます。

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完璧でなくてもいい

ネイティブキャンプのレッスンを100回以上受け、海外で英語を使って生活・仕事をした経験から分かったことは「人それぞれ違う英語を使っている」ということです。

日本語を使っている人はほぼ日本人だけなので、みんながきれいな日本語を使うことが当たり前に感じてしまいます。

しかし、英語は違います。

特にアメリカのカリフォルニア州は移民が多く、多くの人たちは第二言語として英語を使っていることが多いため、それぞれが特有の発音や表現を使用しています。なので、少しくらい文法を間違えても、単語を聞き取れなくても、決して笑われることはなく、一つの個性として捉えられると思います。

そういった点で日本語と英語とでは表現の許容度が大きく異なる気がします。

もちろん正しい表現を使ってネイティブのように話せることを目指して、いわゆる「正しい」英語を使うよう努力することは重要です。しかし、間違いを恐れて何も発言できなくなってしまっては、いつまでたっても英語が上達しません。

正しい英語を話そうとするより、まずは会話を楽しむ気持ちが大切な気がします。

英会話を楽しみながら、少しづつ自分の英語を洗練させていく、という心構えで頑張っていきましょう。

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