英語力を向上させるには、実際に英語を使って話すことが一番です。
「最速で英語力を伸ばしたい」「近い将来、留学や海外転勤の予定がある」と言う人には、オンライン英会話を活用することがオススメです。
オンライン英会話はリーズナブルな価格で、しかも短期間で英語を話す力を伸ばしてくれると思います。
しかし、中には「英会話レッスンは少し緊張する」「仕事や家事が忙しくて、レッスンを受ける時間がない」 という人も多いのではないでしょうか。
そんな人でも、自分ひとりでも英語力を向上させる方法があります。
この記事では、一人でできる英会話の学習方法を書きたいと思います。
ジャーナリングで英会話の力を伸ばす
英語学習をしている人は、ジャーナリングについて一度は聞いたことがある人もいるかもしれません。
ジャーナリングとは、英語で日記を書くことです。
今日あった出来事や、今感じていること、これからやろうと考えていることなど、ネタはなんでもOKです。手書きでもいいですし、パソコンで書いてもOKです。
英会話を上達させるためには、自分の頭の中で英語を組み立てることに慣れていく必要があります。ジャーナリングは、その英語を組み立てる力を訓練するのに適した勉強法です。
以下のポイントを意識して英語で日記を書きましょう。
過去、現在、未来を意識して書く
時制を意識して書くことで、英語特有の時制の訓練になります。例えば以下のように。
慣れてきたら自分のことだけでなく、誰か他の人を主語にした文章も書いていきましょう。
5W1Hを意識して書く
英語を話すときは5W1H (誰、何、どこ、いつ、なぜ、どのように) を意識すると、より長い文章を書けるようになります。
例えば、今日の出来事を書く際に、以下のように文章を付け足していきます。
少し不自然な文章になってしまうかもしれませんが、5W1Hを意識することは、長い文章を作る練習になります。ぜひ参考にしてみてください。
英語でひとりごと
ジャーナリングをする時間がない。いつもパソコンやノートがあるわけではない。
そんな人でも、通勤時間や、家事をしている時や、お風呂に入っている時など、スキマ時間で英語の練習ができます。
その方法は、英語でひとりごと。
ジャーナリングよりも瞬発的なアウトプットを鍛えることができるため、より英会話の実践に近い練習法と言えるかもしれません。
以下のようなポイントを参考にしてみてください。
目の前に飛び込んでくるものを英語で表現する
例えば散歩をしてるとき、「子供が楽しそうに自転車に乗っている」「車が赤信号で止まっている」「今は晴れているが、もうすぐ雨が降りそうだ」といったように。
キッチンで家事をしているとき、「洗い物って面倒だなあ」「後でお米を洗わないと」といった感じ。
テレビでニュースを見ているときは「痛ましい事件だな」「この社会問題について自分はこう考える、なぜなら・・・」といったように、自分のレベルに合わせて、ひとりごとの内容も工夫して。
初めはすぐに英語が出てこないかもしれません。初めのうちは時間がかかってもいいので、単語を調べながらでもいいので、できるだけ英語で考える癖をつけましょう。
周りに人がいなければ声に出してひとりごとを言うとベスト。
慣れてきたら長い文章をつくる
英語でひとりごとを言うことに慣れてきたら、何かテーマを決めてひとりでディスカッションをしてみましょう。
テレビのニュースを題材にしてもいいですし、仕事の悩みでもいいですし、今度の休みに何をしたいかについて議論するのでも。
留学しなくても英語を話せるようになる
何度も繰り返しますが、英語を話せるようになるには、たくさん話すことが重要です。
よくある誤解は、留学すると自然と英語が話せるようになるだろう、ということです。
そんなことはありません。留学したからといって、英語を使わなければ英語は上達しません。
逆に言うと、留学しなくても、日常的に英語を使うよう意識すれば英語は上達します。
まとまった時間が取れる人はオンライン英会話で、そうでない人はジャーナリングやひとりごとで、毎日英語のアウトプットをすることで確実に英語力は向上していきます。
結局はどこにいても自分次第。ぜひ、コツコツ、楽しみながら英語学習を継続しましょう。
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