美味しいワインが手に入ったら、ぜひおつまみに作りたいのが「牡蠣のコンフィ」。
「コンフィ(confit)」とはフランスの伝統料理のひとつで、食材を低温の油でじっくりと煮た料理のこと。
牡蠣のコンフィは、牡蠣をにんにくやハーブと一緒にオイルでじっくり煮ていきます。
一見難しそうですが、作り方はいたってシンプル。保存性も高まり、牡蠣の濃厚な味を楽しめる一品です。
牡蠣のコンフィの材料
- 牡蠣(加熱用) 200〜300g
- 片栗粉 大さじ2〜3
- オリーブオイル 約200ml
- (A)塩 2〜3g(牡蠣の重さの1%)
- (A)唐辛子 1本
- (A)にんにく ひとかけ
- (A)白ワイン 大さじ1
- (A)粗挽き黒胡椒
- (A)あれば乾燥ローリエ・ローズマリー・ピンクペッパー・タイムなど
牡蠣のコンフィのレシピ
①唐辛子は種を取り、にんにくはスライスしておく
唐辛子は縦半分に切り種を取っておく。にんにくはスライスしておく。
②牡蠣を綺麗に洗う
ボウルに入れた牡蠣に片栗粉をまぶして優しくもみ洗い→牡蠣が浸かる程度の水を注ぎ軽くもみ洗い。
水を継ぎ足し軽くもみ洗いし水気を切る。汚れがなくなるまで2、3回繰り返して水気を切る。
※片栗粉を使用しない場合は塩水で洗います。塩水は、水500mlに塩大さじ1。
③牡蠣の水分をしっかりと拭き取る
キッチンペーパーなどで丁寧に水分をふき取る。水分をとったら牡蠣を計量し、牡蠣の重さの1%の塩を用意。
④材料Aを優しく揉み込みなじませる
ボウルに(A)の材料と牡蠣を合わせてしばらくなじませる。(時間があれば空気に触れないようにラップをして冷蔵庫で一晩寝かせる。)
⑤お鍋に牡蠣がひたひたになるようオリーブオイルを注ぐ
④をザルに移し水分を捨てて鍋に入れ、全体がかぶる程度にオイルを注ぐ。
⑥20分ほど火を入れて完成
お鍋を中火にかけて、オイルがふつふつとしてきたら弱火にして20分加熱する。
(温度計があれば80度に保って20分加熱する。)
常温まで冷まして完成。
粗熱が冷めたら、清潔な容器にオイルごと牡蠣のコンフィを入れて冷蔵庫で1〜2週間保存できます。冷蔵庫に入れるとオイルが固まるので、食べるときは食べる分だけ取り出し軽く温めて。
好きなハーブと一緒に作ると香りがいいです。ハーブはなくても美味しいです。
牡蠣のコンフィのアレンジおつまみ
そのままでも十分に美味しい牡蠣のコンフィですが、アレンジしていただくのもおすすめ。
バゲットと合わせて
バゲットに牡蠣のコンフィをのせて食べるのはもちろん、バゲットをオイルにつけて食べるだけでもワインがすすみます。
パテと合わせて
レバーパテなどと合わせても美味しいです。
こちらはブッツのレバパテをバゲットに塗り、その上に牡蠣のコンフィを。
とても贅沢な一品です。
オイルをパスタに使って
もちろんオイルごとパスタに使っても美味しいです。
写真はキャベツとベーコンと牡蠣のパスタ。
お好きな具材を使って、いろいろな組み合わせで楽しんでみてくださいね。
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