アメリカといえばハワイ!グアム!ロサンゼルス!ニューヨーク!
これらの都市をイメージする人が多いと思います。
サンディエゴはカリフォルニア第二の都市であり(1位はロサンゼルス)、アメリカでは8番目に大きい都市です。2022年時点でサンディエゴには約140万人が住んでいます。(https://worldpopulationreview.com/us-cities/san-diego-ca-populationより)
まだまだ日本人には知られていない穴場スポットのサンディエゴ。
この記事では、サンディエゴに滞在した経験のある筆者が「サンディエゴってどんなところ?」と疑問を抱く方に、サンディエゴの魅力をお伝えできればと思います。
完璧な気候と天気
何と言っても気候が完璧。サンディエゴは年中温暖で降水量が少ないのが特徴です。
下のグラフを見て分かるように、1年を通して快適で過ごしやすく、なんと「暑い」「寒い」という不快に感じる日はほとんどありません。また、晴れの日が圧倒的に多いのもサンディエゴの気候の特徴。
ほとんど雨が降らないので、週末のお出かけが雨で中止になるということは滅多にありません。
参考までに以下が東京の気候です。
日本だと快適なのが4月〜5月・10月頃と、いい気候は一瞬で過ぎ去ってしまうんですよね。
治安が良く、陽気でフレンドリーな住人たち
アメリカは危ないというイメージを持っている人も多いかもしれませんが(私もそうでした)サンディエゴの治安は良いです。
私が住んでいたラホヤ周辺を子供と散歩していると、すれ違う人はいつも笑顔で話しかけてくれます。
ただし、地域によっては危険な場所もあるので、訪れる際は注意が必要です。
ざっくり北の方の住宅街は治安が良く、ダウンタウンなどの人が集まる所は犯罪が多く報告されています。危険な地域では夜間の外出は控えたほうがいいかもしれません。
(https://www.neighborhoodscout.com/ca/san-diego/crimeより)
アジア系移民が多いが日本人は少なめ
2022年時点でのサンディエゴに住む人種の構成は以下の通りです。(worldpopulationreview.comより)
- 白人系:65.11 %
- アジア系:16.72 %
- 黒人またはアフリカ系:6.39 %
- その他:5.63 %
数字で見ると、アジア系はたった16%程度ですが、サンディエゴに住んでいるとアジア系が多く感じます。
もちろんアジア人が好むレストランやスーパーに行く機会が多いため、そのように感じるだけかもしれませんが、公園やビーチや観光地でもアジア系の人がとても多く、日本にいるような気分になる時もあります。
ただし、日本人かな?と思っても中国出身の人である可能性が圧倒的に高く、待ち合わせなどをしない限りは日本人とばったり遭遇する機会は少なかったです。
ハワイに負けずとも劣らないビーチリゾート
サンディエゴは太平洋に面しており、いくつものビーチがあります。
サンディエゴの天気予報では波の高さや水温なども教えてくれるくらい、サーフィンを楽しむ人が多いのがサンディエゴのビーチの特徴。サーフィンをする人なら一度は訪れたい場所です。
もちろん、小さな子供を連れて公園に行く感覚でビーチに遊びに行けるのもうれしいポイント。
子連れでビーチを楽しむ際のポイントは別の記事でまとめていますので、こちらもご参考に。
皆さんも自分に合ったお気に入りのビーチを探してみてはいかがでしょうか。
↓サンディエゴのおすすめビーチやサンセットポイントもまとめています↓
ほどよく都会、ほどよく田舎
サンディエゴは高層ビルが立ち並ぶダウンタウンエリアがあります。
その一方で、車で15分ほどの距離に大自然を堪能できる場所もあります。
日本なら便利な都会に住むか、少し不便だが自然がたくさんある田舎に住むか、という選択肢になるでしょうか。
その点でサンディエゴは両方のいいとこ取りで、便利な田舎に住んでいるという感覚です。
生活する場合、家賃がかなり高く車も必要なので、コストはかさみます。
観光目的で訪れる場合は、都会も自然も満喫できるので、一石二鳥かもしれませんね。
世界トップレベルの動物園と動物フレンドリーな街
サンディエゴには全米から観光客が訪れる動物園があります。
広大な土地の中で、日本では見られないような自然体な動物の様子を鑑賞することができます。
ゾウが気持ちよさそうに水浴びをしている様子も間近で。
サファリパークもあり、こちらは野生に近い形の動物たちを見ることができます。
また、シーワールドも有名な観光スポット。
イルカショーやシャチのショーなどを見たり、人気のアトラクションを楽しむことができる海のテーマパークです。
動物園やテーマパーク以外にも、普段のお散歩中にさまざまな動物と遭遇するのもサンディエゴの魅力。
公園にはウサギやリス。
湖にはさまざまな鳥たち。
ラホヤコーブのチルドレンズプールに野生のアザラシが休憩しているのも見応えがあります。
そのほかにも、ペットを飼っている人がとても多く公園にはよくドックラン専用のスペースが設置されています。
とても動物フレンドリーな街なので、子供にもおすすめの観光地です。
↓サンディエゴ子の連れ観光におすすめスポットをまとめています↓
風光明媚な絶景と数々の観光スポット
サンディエゴはアメリカ屈指の観光地。
あらゆるスポットで西洋風のおしゃれな建物や雄大な自然を見ることができるのもサンディエゴの特徴です。
例えばバルボアパーク。西洋風の建築が立ち並ぶ広大な公園。
セレブがお忍びで遊びに来るというラホヤは、南欧の雰囲気と美しい海岸線が見どころのひとつ。
さらに、各国の著名人に愛されるサンディエゴのアイコン的存在「ホテル・デル・コロナド」を擁するコロナド島。
とにかく魅力的な観光スポットが目白押しで、見どころ満載です。
また、少し足をのばしてワイナリーが有名なテメキュラ観光などもおすすめです。
日本のものが揃う日系スーパーが3つ
サンディエゴにはマルカイ・ニジヤ・ミツワの3つの日系スーパーがあります。
日本の食材が購入できる日本食スーパーがいくつかあるのは、日本人にとってはほっと安心できますね。
日本のように気軽に使えるコンビニはありませんが、日系スーパーではお弁当やお寿司、サンドイッチなども売っているので、それを買って外の公園で食べるのもおすすめの過ごし方です。
↓サンディエゴでの日々の食卓についてもこちらにまとめています↓
世界中のグルメを堪能できる
アメリカといえばステーキやハンバーガーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
もちろん、本場アメリカでいただくステーキやハンバーガーは別格です。
しかし、忘れてはいけないのは、カリフォルニアは色々な人種が住んでいる場所ということ。
各国からの移民たちが作る本場の料理を手軽に味わえるので、食事を通して世界旅行をしているような気持ちになります。
最も有名なのがメキシカンですが、ベトナムやタイ、中華料理などのアジアンレストランもたくさんありますよ。
↓サンディエゴのおいしかった多国籍レストランをまとめています↓
日本からの直行便がある
サンディエゴと聞いてピンと来る人はまだ少なかもしれませんが、実は成田からサンディエゴまでJALの直行便が運航しています。
フライト時間も10〜12時間でヨーロッパほど遠くありません。アメリカ西海岸は案外、日本から近いのです。
サンディエゴは旅行にもおすすめ
気候がよく、治安も悪くなく、観光スポット多数でごはんも美味しいサンディエゴ。
海外旅行を検討する際に、ぜひサンディエゴも候補に入れてリサーチしてみてください。
他の記事でもサンディエゴ情報を書いていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。