カリフォルニア州サンディエゴのバルボアパークにある広大なサンディエゴ動物園(San Diego Zoo )。
街の中心地近くに位置し旅行者にもアクセスしやすいので、ロサンゼルスやサンディエゴを訪れた際は是非とも立ち寄りたい人気のテーマパークです。
今日はサンディエゴ滞在時に年間パスを利用して何度も足を運んだ著者が、その魅力と子連れでまわるときのコツを、わかりやすく解説していきます。
子連れで楽しむサンディエゴ動物園|San Diego Zoo
ここがすごいサンディエゴ動物園
サンディエゴ動物園の敷地面積は100エーカー(東京ドーム約8個分)。
日本では考えられないほどの広大な敷地で飼育されているのは、世界で最多の800種類、約4000頭の動物たちです。
サンディエゴのダウンタウンエリアにあり、アクセスしやすい立地が嬉しいサンディエゴ動物園。
どんな魅力が詰まっているのか、ひとつずつ見ていきましょう。
|世界トップレベルの規模感を堪能
サンディエゴ動物園は、飼育されている動物の種類・数、工夫を凝らされた展示環境、どれをとっても世界トップクラスの動物園だと言われています。
さまざまなテーマパークランキングで世界&全米ナンバーワンに選ばれている人気の動物園。
希少動物の保護、繁殖にも力を入れていて、子どもはもちろん、大人も楽しめる魅力満点の観光スポットです。
ただ動物がいるケージを見て回るのではなく、色々な視点から動物を見られるような工夫が施されている展示環境も大きな魅力。
例えば、動物がいるエリアと人間のスペースが巨大なガラスで区切られていたり…
空中に網が張り巡らされて、のびのびと過ごす動物を間近でみることができたり。
初めて行った時、「こんな動物園みたことない!」と感動しました。
|エリアごとに楽しむ
サンディエゴ動物園はとにかく広いです。
ホッキョクグマなど北極圏の動物が集うノーザン・フロンティア(Northern Frontier)、熱帯地域の植物と動物が暮らすロスト・フォレスト(Lost Forest)など、各エリアごとに見どころや特色があります。
※今まで一番人気だったパンダ・キャニオンは、2019年にパンダが中国に帰ってしまったので今はありません。
|動物たちを近くで楽しむ
動物たちの状態にもよりけりですが、間近で動物が見れる機会が圧倒的に多いのも魅力。
迫力満点の虎がすぐそこでウロウロしていたり、
水辺でくつろぐカバの大きさを実感したり、
猿と2ショット写真が撮れたり。
ガラスすれすれまで寄ってきてくれる動物もいるので、間近に動物を感じられます。
|植物園としても楽しめる
動物だけでなく珍しい植物が見られるサンディエゴ動物園は、植物の種類が豊富で植物園としても有名です。
70万本以上もの植物も展示されているので、サンディエゴ動物園では一日中飽きずに楽しむことができます。
植物の美しさが動物の美しさを引き立たせます。
動物に草花に、本当に見どころ満点です。
絶えず鳥のさえずりが響いており、さながら自然の森の中にいるよう。
|無料のロープウェーを楽しむ
園内のロープウェー(スカイファリ)の利用が入場券に含まれています。
とっても気持ちいいのでぜひ活用してみてください。
※乗り場の横にストローラーパーキングがありますが、我が家はベビーカーを持ち込んでOKと言われました。
子供の年齢や搭乗人数、ベビーカーの大きさなどによっては持ち込めない場合もあります。
森の上を遊覧。風がとっても気持ちいいです。
バルボアパークにあるタワーも見れます。
ベルトなどはないので子供が身を乗り出さないようにご注意を。
サンディエゴ動物園の回り方と子連れで楽しむコツ
|乗り物をうまく使って効率的にまわろう
広大で見所の多いサンディエゴ動物園。
効率的に回るには園内を走る乗り物を有効活用するのがおすすめです。
ガイドツアーバス
動物園入り口から2階建てのガイドツアーバス(Guided Bus Tour)が出発します。
このバスツアーは、約40分かけてサンディエゴ動物園内をぐるりと一周。
ツアー中は動物が見えやすいようにバスが停まることもあります。
バスの座席はなるべく運転手さんに近く、動物を上から眺められる2階席右側の前寄りがおすすめです。
カンガルーバス
40分が長いという方は、カンガルーバス(Kangaroo Express Bus)を利用してみてください。
カンガルーマークの停留所が目印です。好きな停留所で乗り降りできます。
下の地図の右側、黄色の丸で囲った4つの停留所を巡回。およそ15分間隔でバスが来てくれます。
また、上にも紹介したロープウェーのスカイファリは、地図の赤い丸で囲った2点、入り口とノーザン・フロンティアをつないでいます。
以下の3つが入場券に含まれています。
- ガイドツアーバス
- カンガルーバス
- ロープウェー
この3つの乗り物を使いこなすことで、広大な動物園も無理なく回れます。
|休憩場所で休みながらまわろう
食事ができるところは園内各所にあります。
おなかが空いたときや疲れた時には、そのとき近くにあるカフェテリアに寄って休憩していくのが効率的。
広くアップダウンもあり、特に夏は暑いので、体力回復のためにもしっかり休憩を挟みながら楽しみましょう。
ちなみにサンディエゴ動物園、アルコールも売っています。
ビールをいただきながら動物を見て回るのもOKです。
|おすすめの回り方
広く魅力の詰まった動物園なので回り方の選択肢もたくさんあります。
- とにかく多くの動物を見ていく
- 好きな動物だけピンポイントで見に行く
- 乗り物メインで楽しむ
- 散策メインで楽しむ
- 飲食メインで楽しむ
などなど、好みに合わせて楽しみ方を選んでみてください。
|レンタルベビーカーについて
園内ではベビーカーをレンタルできます。
一人乗り$14、二人乗り$18。
ベビーカーレンタルは入り口近くにあります。
|服装と持ち物
サンディエゴ動物園は非常に広くアップダウンもあるので、動きやすい服装と歩きやすい靴が必須です。
サンディエゴは晴天日が多く紫外線も強いので、日焼け対策・水分補給も忘れずに。
冬の昼間は心地いい気温ですが寒暖差があるので、調節しやすい服装や防寒具も必要に応じて準備しておきましょう。
こちらもチェック>>冬のサンディエゴのリアルな気候をレポート|サンディエゴ観光の服装と持ち物まとめ
|実際に子連れで訪れて感じたこと
日本では考えられないくらい広く、勾配があるのでベビーカーを押して回るのもなかなか大変です。
すべての動物を見ようとすると、小さい子連れだと結構ハードかも…(こればっかりは子供の年齢や性格にもよりますね)。
実際に、初めて1歳児を連れて行ったときは乗り物を使いこなすこともうまくできず、単なるおさんぽ状態に。
ですが都会にいながらたくさんの動物や植物に囲まれて、こんなに贅沢なお散歩ってない!
そんな気持ちで帰路につき、それもまたいい思い出です。
サンディエゴ動物園の入園料金・営業時間
San Diego Zoo
2920 Zoo Drive, San Diego, CA 92101
☎ 619-231-1515
料金
■1 Day Pass
大人 $67 (12歳以上)
子供 $57(3歳から11歳まで 2歳以下は無料)
■1 Day Pass plus
大人 $73 (12歳以上)
子供 $63(3歳から11歳まで 2歳以下は無料)
・1Day Passの内容に加えて4Dシアター料金が含まれます。
■2-Visit Pass
大人 $110 (12歳以上)
子供 $100 (3歳から11歳まで 2歳以下は無料)
・サファリパークを2日間満喫、もしくは1日はサファリパーク、もう1日はサンディエゴ動物園という組み合わせで入園できます。
他にもマルチデイパス等があります。
公式サイトのチケット情報:https://zoo.sandiegozoo.org/tickets
年間パス(Annual Pass)
料金:$95〜(大人)、$67(3~17歳)
我が家は入園日に制限のないサンディエゴレジデントプレミアムというメンバーシップを選択し、大人一人$119でした。サンディエゴ動物園とサファリパークの両方に入園できます。
期限:購入日から1年
※ZIPコードが91900~92899のエリアに在住している者のみ購入できる年間パスで入園する際は、写真付きIDの提示を求められます。
※料金はすべて2022年3月現在の価格です。
スケジュールや価格は変更される場合があります。
営業時間は時期により異なりますので、入園される時期に公式サイトでチェックしてくださね。
また、他にも有料のアクティビティがいろいろ用意されているので、気になる方はぜひ公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://zoo.sandiegozoo.org/
周辺マップと駐車場
サンディエゴ動物園はダウンタウンのバルボアパーク内にあります。
駐車場は無料です。
サンディエゴズーは大人も子供も楽しめるとっても魅力的な観光スポットなので、ロサンゼルスやサンディエゴを訪れた際は是非立ち寄ってみてくださいね。
サンディエゴズーサファリパークもおすすめです>>子連れで楽しむサンディエゴズーサファリパーク|San Diego Zoo Safari Park
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