私の生活の一部になりつつある「ノートをつける習慣」。
もう何年も前から続いている習慣です。
「日記」でもなく「アイディア帳」というだけでもなく、ただ雑多に言葉を綴っているノート。
今日は私のノート習慣についてまとめてみました。
自分ととことん向き合うためのお気に入りアイテムとマイルール
私のノート習慣
私はノートに日々の気づきや気持ちを書くのが大好き。
いつからか、気づいたことや自分の気持ちをノートに綴るのが習慣になっています。
お気に入りのノートはもう7〜8冊目?
20代の後半からずーっと、ことあるごとに「文字に起こす」ということをしてきました。
愛用ノートは方眼タイプ
私の影響で主人もノートをつけ始めて、お揃いのこのノートが増えていっています。
伊東屋のソフトカバーのノート。
少し値段は張りますが、ページ数が多いし書きやすくてお気に入り。
「そんなに高価な文房具は使えない・・・」なんて言ってた主人も、
結局このノートを気に入ってリピートしています。
ノートって本当に財産だから、むしろしっかりしたノートの方がしっくりくるんです。
加えて、持ち歩き用はこちら。「紳士なノート」シリーズ。
これもすごーく書きやすいです。190ページくらいあります。たっぷり!
最近は私、手帳をもってなくて、すべてこれに書き込んでいます。
予定は冷蔵庫に貼ってあるカレンダーに書き込むのみです。
私にとっていつもごきげんでいられるスケジュール管理は
頭に記憶できるくらいの予定しか入れない!のが理想だと気づいてからは、
手帳よりもアイディア帳を重宝しています。
ノート習慣のマイルール
長年ノート習慣をつけてきてできてきたマイルールは以下の通り。
- 日記じゃないので毎日書かなくてOK
- カテゴリーごとにわけなくてOK
- 綺麗に書かなくてもOK
- 前向きなことばかり書かなくてもOK
- いつやめてもいい、また書きたくなったら書き始めればいい
見ての通り、とってもゆる〜いのです。
日記ではないから毎日書かなくちゃ、ということもなく、
気が向いたとき、ちょっと辛いときとか、嬉しいときにもノートに自分の気持ちを書いておく。
例えば「勉強したこと」「嫌な思いをしたこと」「気に入ったフレーズ」「将来叶えたいこと」「かけてもらって嬉しかった言葉やメッセージ」・・・
こういったことを、特にカテゴリーわけせずに、ただひたすら時系列で書き綴っています。
時系列っていうのがポイントかな。
そうするといろんなことが見えてきます。
例えば、「肌荒れしたので皮膚科受診。ドクターに言われたこと」について書かれた次のページには「家計簿の反省」とかがきたりする。一見内容がぐちゃぐちゃ。
だけどそうすると後から振り返った時に、「もしかしたら家計簿をつけることがストレスになったのも肌荒れの原因になってたりするのかな?」と気づき、ちょっと現状を変えてみようか、となる。
ひとつひとつの事象って、バラバラに起こってるように見えて、
実は奥底で繋がってることも少なくないんですよね。
そういうことに気づけると一気に現状がよくなったりします。
ノートをつけることの効力
過去のノートを振り返ると、「へぇ〜、私こんなことで悩んでたんだ!」っていうのがよくわかる。
こう思えることって大事で、「じゃあ今悩んでることも、来年は消えちゃってるんだろうな〜」って思えてくることが、活力につながっていくんです。
そういう意味でも、メンタルやストレスのコントロールに役立つと思っています。
あと、自分の考え方の変化が目に見えるのも面白い!
人ってどんどん変わっていくんですよね。
でも、文字にして記録にとっていなければ、その変化には気づかないのかもしれません。
自分の考えなんて、本当にすぐに忘れちゃう。
”喉元過ぎれば熱さを忘れる”というのはその通りで、過去に悩んでいたことも、そのときの気持ちもいつしか忘れてしまう。
でもそれを見返すことで、「あの時の悩みが解消されて、今は恵まれているんだな」と
謙虚な気持ちになれたりするんです。
”たった今しか書けない言葉”があって、それこそが財産なんだって思うようになりました。
だから、ノートに書かれている内容はすごく・・・素直すぎて誰にも見せられません。爆
ちなみに使ってるノートはすべて方眼。
その理由は、綺麗に書こうとせずに、思ったことを取りこぼさないことが大事だから。
不思議なもので、イライラしたり興奮してるときは文字が汚いし大きい。
気持ちが安定して穏やかなときは、丁寧な程よい大きさの文字が並んでいます。
自分のメンタルがパッと見てわかるという。
それがまたいいんです。全部、素直な自分の気持ち。
それを受け止め、認めて、しっかりと寄り添っていけたら、、と思います。
書き留めておくといいこと
いろんなことを雑多に書いているノートですが、これは書いておくといいな、と思うものもいくつかあります。
- 今年の目標や1年の締めくくり
- 自分の叶えたい未来やなりたい姿
- ○代のうちにしておきたいことリスト
- 未来年表
- 3 good things
特にルールを決めずにゆるく続けているノートなので神経質になる必要は全くなし!という前提で、
これらのことを書いておくとちょっと見返したときに楽しいな、と思うことです。
今年の目標や1年の締めくくり
1年の振り返りと目標を書いておくと、自分の変化や成長がわかりやすいですし、
あとから1年前、2年前、3年前…と振り返るとすごく興味深いです。
前の年より改善したことも、むしろ後退したと思えることもある。それでいいのです。
それを踏まえてまた次の年を迎えられることはとても有意義だな、と思います。
自分の叶えたい未来やなりたい姿
自分の理想の姿をざっくりとイメージしておくのもいい。
その姿は少しずつ変化して、どんどん自分の本当に大事にしたいものが鮮明になっていきます。
後から振り返った時に、
「あのときはこういう姿を目指していたけれど、今は少し違ってるなぁ」とか、いろんな気づきがあります。
それは時を経て、もっともっと自分にとっていい形があると知ったという証。
そういうことに気づけるのもノートのいいところです。
○代のうちにしておきたいことリスト
やってみたいことをそれが現実的に可能かどうかはさておき、リストにしておくことも
あとあと何かのヒントになったりします。
大事なことは、いちいち「これは現実的か?」とか「可能か?」とか考えないでリストにすること。
そうすると、一見すごく身の程知らずで恥ずかしいことを書いてるように見えるかもしれないけれど、いいんです。
それもまた大事な自分の一部なんだと思います。それを大事にしたい。
未来年表
未来年表は、○年後にこうなって、○年後にはこうなる!という妄想の年表です。
書いてみて、後から「もっといい形がある!」と思えば書き変えて、どんどん更新していく。
大事なことは、「自分の本当の気持ち」に気づくことなのかなぁと思うんです。
案外それってよくわからないものなので。
一般的な常識とか社会の空気感は一旦おいておき、自分だけの幸せの形を追求する。
それに役立ってくれる気がします。
3 good things
最後の3 good thingsは、辛い気持ちや嫌なことがあったときに使える方法。
嫌なことがあったときほど、今日よかったことを3つあげる。
朝ごはんが美味しかったとか、信号が青だったとか。
とにかくいいこと、よかったことに目を向ける癖をつけたくて導入しています。
人生もちろんいいことばかりじゃないし、落ち込むことも悩むこともたくさんあります。
ひとから見たら些細に思えることも、自分の中ではすごく深刻でナーバスになったりとか。
いつもなら平気なことでも、日によってすごく傷ついたりとか。
だからこそ、どんな自分にも寄り添って毎日を過ごせたらいいなぁと思っています。
まとめ
ノートの書き方はひとそれぞれで、自分が書きたいように書くのが一番!
そうしているうちに、自分との付き合い方がどんどん上手になっていくような気がします。
今日は、ノート族な私のお気に入りの文具をご紹介してみました^^
参考になる部分がありましたら幸いです。